2026/10/14 04:13
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今日は「お洋服販売とお客様の気持ち」というお話をさせていただこうと思います。昨日も私はお洋服を販売するお仕事をしていました。
そこで、初めていらしたお客様とのやりとりの中で、こういう気持ちになるとお客様はお洋服が欲しくなる、私のお洋服を買ってみようという気持ちになるんだなと感じたんです。なので、それをお話ししようかなと思います。
今回は、ほぼご新規のお客様、つまり私のお洋服を知らない、komofのブランドを知らないという方に向けて販売をしています。これは、私にとってアウェイな環境に身を置くということを、あえてしているんです。自分にとってもすごく大切なことだから、続けていこうと思っています。
体型のお悩みとサイズのこと
そんな中で、初めてふらっと入ってきたお客様が、体型にコンプレックスがあるとおっしゃいました。コンプレックスは誰にでもあると思います。私は太っていて、ぽっちゃりしていることがコンプレックスです。
私から見たら、そのお客様はスタイルもいいしスリムな方で、羨ましいなと思いました。でも、その体型ゆえに、サイズの合うものがなかなかないそうなんです。着てみたいと思うお洋服はいつもサイズが大きくて、自分でウエストを直したりしているとのことでした。
お洋服を買ったのに、また自分で直すというのは、すごく面倒だと思います。今は小さいサイズのお洋服も出てきてはいるのですが、だいたい標準の体型の人をイメージして、S、M、L、LLという感じで作っているブランドさんが多いです。
そういうふうに作ることでロスをなくす、ということがあると思います。アパレルブランドにとって、商品をたくさん作るというのは一つのリスクでもあるので、ある程度サイズを決めているのだと思います。私もやっていく上で、そこはすごく難しいなと感じています。
「ご試着できますよ」とは言わない接客
お客様は、私のお洋服をぱっと見た感じで「どれも大きいんだな」と感じていらしたと思います。そんな中で私がふと、「このおさんぽパンツは小さいサイズもあるんですよ」とお伝えしました。おさんぽパンツは、最近の私の一番の人気商品です。
すると「どんなの?」と言ってくださいました。そこで私は、すぐに「ご試着もできますよ」とは言わないんです。いつもそうです。
お客様が「試着したい」と言って、初めてご試着が成立するものだと思っているからです。「ご試着もできますので」ということはあえて言わずに、お客様の方から「試着してもいいですか」という気持ちが高まるまで、私は待っているという接客スタイルです。
その間に、商品の説明をします。たとえばウエストが緩かったら、ゴム通し穴をつけているので調節できますよ、とか。実際のサイズ感、標準のサイズと何が違うのかもお伝えします。
いろいろお話ししていくうちに、お客様が「履いてみたいです」とおっしゃって、「じゃあどうぞ」という感じでご試着いただきました。
ご試着で気持ちが動く瞬間
ご試着していただくと、もう2パターンしかないんです。「思っていたよりいいかもしれない、私これ履きたい」というパターンと、「やっぱりイメージと合わなかったな」というパターン。だいたいこの2つに分かれます。
お客様がぱっと出てきたとき、「このお客様は違和感がないな」とすごく感じました。パンツを当てていただいた時点で、私のお洋服に合うようなトップスを着ていらっしゃったので、この方はきっと違和感なく履けるなと感じていたんです。
実際に履いてみてもらったら、「いいかもしれない」とおっしゃってくださって、やっぱりそうだなと思いました。「このパンツを履いてお部屋に戻っても、うちの主人は気づかないと思います」なんておっしゃって、お客様にとってしっくりきたんだなと感じました。
そういうふうに気持ちが動いたときに、「このお洋服を着てみたいな」と変わっていくんですよね、お客様というのは。だから、お洋服販売と言いながらも、お客様に寄り添っていくことが大事かなと思っています。
試着に行くまでに気持ちを少し高めてあげて、試着したらさらに気持ちが高まる、という演出をしてあげる。私は演出家でもなんでもないのですが、そうすると、お客様自身が「これは私のためのお洋服ね」と思ってくださいます。そういうお客様は、やはり長くお付き合いしてくださるお客様に変わっていくんです。
お客様ごとに会話を重ねる
いろんな接客の方法があって、これは私の一つの例です。ご新規のお客様に対するアプローチの仕方と、「komofに会いたくて」と来てくださるお客様へのアプローチの仕方、そしてリピーター様、お得意様への接客の仕方と、いろいろあるんです。
それが全部一緒だとダメなんですよ、私のお商売は。だから、お客様お一人おひとりと会話を重ねていくことが、日々の経験にもなっていきます。
いつもkomofが好きで、komofの洋服を買いたくて来てくださるお客様だけと接していると、私自身の学びが減ってしまいます。だから、あえてアウェイの環境に身を置くということをしています。
そういうところに行くと、うまくいかないわけです。そのときにすごく学びがあります。「こういうときはどうしたらいいんだろう」と日々考えることが、ブランドをやっていく上での成長にもつながるし、楽しみにもつながっていくんだろうなと感じています。
環境の力を借りる
環境の力というのは、すごく大きいなと思っています。何をやるにも、環境の力を借りた方が、人は力を発揮できるのではないでしょうか。
一人で本当にやっていくというのは大変なことです。だから私自身も、あえて自分をアウェイの環境に置くということを意識しています。
このVoicyもそうです。新しい環境に身を置いて、新たな方と楽しい時間を過ごしたいと思って、Voicyも始めました。
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