2026/10/03 12:20

今日は「ないものねだりなのかもしれない」というお話をさせていただこうと思います。
まずは秋のkomof展のお知らせです。今日と明日の2日間、JR横須賀線北鎌倉駅から徒歩1分のギャラリーえにしさんにて開催いたします。時間は10時から17時です。
今日の北鎌倉は少し曇っていて、寒いくらいです。どんな感じになるのか楽しみです。実は新作のタックパンツもありまして、まだご紹介していないのですが、それを持ってえにしさんに行きたいと思います。
家事を手放して気づいたこと
自分がすごく忙しいときや余裕がないときは、「これもやらなきゃ、あれもやらなきゃ、誰かやってくれないかな」と思う気持ちが、私にも多かれ少なかれあります。
私は比較的マイペースで、自分のペースで少しずつやっていくタイプです。「いつかはやれるから一つずつやろう」という感じでいつもやってきたので、誰かがやってくれないからといってイライラすることはありません。
ただ、仕事が忙しくなるにつれて、今までやれていた家事が全然やれなくなってきています。少し手放してもいいのではないかということで、洗濯も主人が手伝ってくれるようになりました。
最大の難点だったアイロンがけも、主人は「難しい」と言っていたのですが、スチーマーを買って「自分でもできるようにしたよ」と頑張ってくれているんですよね。
お風呂も、ずっと私が洗ってきました。でも今は、毎日朝起きたらもうお風呂が洗ってあります。主人が一生懸命やってくれているんです。
そういうことを、ここ半年ぐらい経験しています。私は家事や主婦ということが意外と好きなので、今それを全然やらなくなって、嬉しくて楽な反面、人は誰かに何かをしてあげたくなるものなんだろうなと、なんとなく感じています。
忙しいときは「あれもこれもやらなきゃ、私、頑張らなきゃ」という気持ちでした。でも、やらないことで仕事に集中できて、本当にありがたい環境だと思っています。
そういう環境になると、主人に何かしてあげたいなという気持ちがまた増えてくるんだなと思いました。自分で言うのも変ですが、してはいるつもりなんですけどね。
人はないものねだりをしてしまうのでしょうし、隣の芝生が青く見えるときがあるのだろうなとも思いました。
隣の芝生が青く見えるとき
「komofさんは仕事があって、楽しそうでうらやましい」と言われることも、たまにあります。いつもではないですけどね。
でも、その方のお話を聞いていると、その方はその方で満たされているものがあって、私が持っていないものもたくさん持っていたりするんですよね。
だけど、楽しそうにしている感じが出ていると、うらやましいと思ってしまう。自分が持っているものが、ついつい見えなくなってしまうのでしょうね。その人の良さや、その人のいい環境が見えなくなってしまうのだなと思ったりしました。
子育てもそうです。子供がいるときは「一人になりたい」という思いもあるかもしれません。私の場合はもう子供が大人になって、娘がお嫁に行って、一人の時間が結構多いんです。
主人とだいたい家に二人でいることが多いのですが、それぞれ自由に時間を過ごしているので、二人で家にいたとしても基本的には一人の時間なんですよね。
今はそういう時間が来ているけれども、子供たちとワイワイする時間がすごく楽しかったなと、今になって思います。
だから今日も娘に「お刺身だから今日来る?」なんて声をかけました。「全然、行く予定はありません」と言っていたのですが、結局、娘が来ることになりました。そうすると「なんだか楽しいな」という気持ちになっている自分がいます。
人は環境が変わったときや、今まで当たり前にあったものがなくなってしまうときに気づくのだろうなと、改めて思いました。
自分からは離れない人間関係
人間関係もそうですよね。離れてみて初めてその人の良さに気づく、ありがたみに気づくということもあります。
ただ私は、人間関係においては、自分が「いいな」と思った人からは、自分からは離れないようにしています。相手が離れていってしまうことはもちろんありますが、自分からは離れないし、その関係を断ち切らないと思っているんです。
価値観が合わないな、この人は失礼だなと思った方とは、あえて関係を続けることはしません。でも、自分が好きだな、大事にしたいなと思った方は、時間が経っていてもずっと大切に心の中で思っていますし、つながりを求めていくようにしています。それは人それぞれの考え方だと思います。
高校の同級生が助けてくれた
来月、地元浜松で百貨店さんのポップアップをすることになりました。「誰か休憩時間に来てくれる人がいないと、ポップアップに立てませんよ」というお話があったときに、浜松で助けてくれる人はいるかなと考えました。
そのときパッと浮かんだのが、高校の同級生で親友だった人です。本当に年賀状のやりとりと、たまにLINEをする程度だったのですが、いきなり私が連絡をしたら「あー、タカコちゃん」と言ってくれて、「私にできるか分からないけど、いいよ」と言ってくれたんですよ。
なんてこの人はいい人なんだろうと、そのとき思いました。私がずっと彼女のことを大切に思っていたのと同時に、彼女も私のことを今でも大切な友人の一人だと思ってくれていたんだなと感じました。
高校時代は、授業中に一緒に寝ていたりしたんです。優等生ではなかったので、周りのみんながちゃんと授業を受けている中、質問が当たると「分かりません」と言って、その子も「分かりません」と言って、先生を怒らせていたこともありました。
本当に楽しくて、うちの実家に来て父が握るお寿司を食べてくれたり、たまたま就職した会社が一緒だったり。それなりにご縁があって、運命なのかもしれないなと思っています。
やはり離れてみて、彼女の大切さにまた気づかせてもらいました。このご縁は絶対に切ってはいけない、大切にしていきたいなと思いました。
komof展はいつでもウェルカム
何でも失ってみてから分かるものはあるけれども、失ってはいけないものもあるのだろうなと思いました。
komofでご縁をいただくお客様とも、私は自分から離れることはしません。お洋服の好みが違ったということで離れていかれる方も、もちろんいらっしゃると思います。だけど、私から離れることはありません。
いつでもウェルカムな感じでお迎えできるのがkomof展かなと思っています。「いつも行けないんですけど」というのももちろん承知の上で、その方が来たいときに来てくださったらいいし、それはその方の気持ち次第で、自由でいいと思っています。でも、私の方から距離を取るということはしない。私はそんなタイプですね。
ということで、「komof展に来てください」ということで締めたいと思います。秋のkomof展北鎌倉、今日は新作を持って行っておりますので、ぜひぜひお越しください。
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