2026/08/29 12:11

今日は「頑張っていることが報われたなと思った時」というお話をさせていただこうと思います。
頑張っていたことが報われたなと思う時が、私にも時々あります。自分の中で頑張っていると思っている時に、知らず知らずのうちに私のことを見ていてくれて、認めてくれていたんだなと感じた瞬間です。
そういう時は、嬉しいという言葉だけでは表現できない、すごくほっとしたような気持ちになるんですよ。人に言うことでもないですし、自慢することでもないのですが、自分の心が満たされるという感覚になります。
そして、コツコツ続けてきてよかったなと思うんですよね。規模を拡大したり縮小したり、大きくなったり小さくなったりということはありましたが、今18年目に入って、この17年間ずっとkomofを続けてきてよかったなと思える瞬間が、ここに来て結構あるなと感じています。
やめたいと思ったことがない
私は「やめる」「やる」というふうに考えたことがありません。自分がもうやりたくないと思った時がやめる時だなと思っていますが、これまでやめたいと思ったことがないんです。ずっと続けていきたいなと、今のところずっと思っています。
私の中にもいろいろな時期がありました。大変な時期もありましたし、家のことに集中したいなと思った時期もありました。それでも、komofをやめて集中したいと思ったことはないんですよ。
komofの仕事が常に自分の中にあって、そこに家のこと、家族のことがあるという状態です。続けてこられたというよりも、続けたかったから続けてきた。そんなところもありますし、いつも待っていてくれるお客様がいたからだと本当に思います。
お洋服を作る時に、お客様の顔が浮かぶ。そんな状態が私には常にあります。あの方のためにこのお洋服を作ろうというイメージと、お客様との関係性があったことで、私は続けてこられたんだなと思いました。
見ていてくれる人は必ずいる
誰も認めてくれない、誰も分かってくれないと思ってしまうことがあるかもしれません。でも私の経験から言えるのは、見ていてくれる人は必ずいるということです。
昨日も、インスタグラムを見て大阪の方がいらしてくださいました。札幌にご旅行で来ていて、ご主人とご一緒だったそうです。最終日にどこへ行きたいかと聞かれて「三越に行きたい」と答えたら、ご主人も「え、三越?」と驚かれたとか。旅行なら観光地を巡りますよね。それなのになぜ三越なのかという話になったそうですが、それでもkomofのところに行ってみたいとおっしゃって、来てくださったんです。
そのお客様が「いつもインスタグラムで見ているから、初めて会った気がしないわ」と言ってくださって。「他のお洋服販売の店員さんとは全然違いますね」とも。これは好意的におっしゃってくださった言葉だと思うのですが、インスタライブを続けてきてよかったなと思いました。
もし私がかっこいい写真だけを常に上げていたら、私に会いたいとは思ってくださらなかったと思います。場所が分からなかった時に私が立っていたから「ああ、ここだ」と分かったともおっしゃっていて、やはりそういうところなんだろうな、私が大事にしていくところは、とすごく思わせていただきました。
komofのお客様は「インスタグラムを見ることはできるけれど、いいねをするとかコメントをするとか、そういうやり方が分からないんです」という方が結構多いんですよ。私は別になくても全然いいと思っています。流れてきた時や「komofどうしているかな」と思った時に、指を動かして見てもらえることが、私の大事にしていることなので。
だからこそ、あえて自分の口で自分の商品のことをお客様に直接お話ししたいと、いつも思ってインスタライブをやっているんですよ。そうやって受け入れてもらえていることが、自分の安心とか、次への活力になるんだなと思いました。
はがきが届いた嬉しさ
もう一方のお客様は、今回、札幌三越さん経由ではがきをお送りした方でした。初日にいらしてくださって「はがきが来たことがすごく嬉しかったです」と言ってくださったんです。
こういうことも、やってみないと分からないですよね。気持ちが届いて、なんだか嬉しいなと思いました。
気持ちが届かなかった「事件」
その一方で、気持ちが届かないということもありました。昨日お話ししていた、あきみさんとの「事件」です。
stand.fmで、ピアニストのあきおさんがご紹介してくださったあきみさんという方がいらっしゃいます。あきみさんが「今日行きますよ」とライブでコメントしてくださって、今日いらしてくださるんだと思っていました。
そのあきみさんの姿が見えたのですが、海外の方とご一緒でした。あきみさんのピンクのワンピースにすごく興味を持っているようで、引っ張られたり触られたりしたんですよ、と。言葉は通じないけれど「一緒に来ましょう」というような感じで、そのピンクのお洋服が欲しいというニュアンスが何となく伝わってきたから、一緒に来たんですよ、ということでした。
私も、その方がこのピンクのお洋服を欲しいとおっしゃっているんだろうなというのは分かりました。でも、英語も通じないし日本語も通じない。ピンクのチュニックは鎌倉の家にはあるのですが、「鎌倉」と言っても全然分からないし、「ホーム」「マイホーム」という単語を言っても分からない。もうどうしようと思って、最後は腕でバツを作りました。
「ないよ」「バツだよ」というふうにしたら分かってくださったようで、申し訳なかったのですが、ご用意できないまま帰られていったんですよね。
何となく理解できているけれど伝わらない。伝えるにはどうしたらいいのかということを、改めて学びました。
これにはあきみさんも驚いてしまって、私たちの「事件」になりました。あきみさんは最初、道を尋ねられているのかなと思ったそうです。何か困っているから助けてあげようとお声をかけたら、そこから急にkomofのお洋服に目が行ってしまったようで。「あれ、何だったんだろうね」と二人で話して、これを事件と呼んでいるんですよ。
全然事件じゃないと思われる方もいらっしゃるかもしれません。でも、リアルに現場にいるとすごい事件なんです。私の言葉ではなかなか伝わらないのですが、本当に白熱した時間でした。お互い一生懸命訴えるし、お洋服はないし、欲しいし。かなり白熱した時間になりました。
お洋服の販売を通して
そういういろいろなことが楽しみでもあります。お洋服の販売を通して、海外の方ともやり取りをする。浅草でもそうでしたが、札幌でもあります。
昨日も仕事がいい方向に進んだので、今後の展開がどうなるかは分かりませんが、楽しみだなと改めて思いました。
今日も札幌三越さん2階にてkomofのポップアップを開催しております。お時間ありましたら、ぜひぜひいらしていただけたらと思います。
komof 鎌倉 | 40歳からはじめる天然素材のお洋服
komof鎌倉のお洋服は肌にやさしく安心して着られる素材にこだわり着心地を大切にしています
